明石市は27日、ふるさと納税の人気返礼品となっているP&Gジャパンの紙おむつ「パンパース」について、対象のドラッグストアで交換できるデジタルクーポンを9月から導入すると発表した。子どもの成長に合わせて必要なタイミングで交換できるとともに、配送コストも抑えられるメリットがあるという。
「明石独自」の返礼品、デジタル化で全国展開へ
パンパース製品は、同社が明石工場でのみ生産。「子育ての街」を掲げる市は2018年から返礼品にラインアップしている。「明石独自」の返礼品で、デジタル化による全国展開が可能になったという。これまでは、紙おむつの配送コストがかかることや保管に場所をとることが課題となっていた。
全国約4800店で利用可能
スマートフォンに送られたクーポンをドラッグストアの会計時に提示すると、購入する紙おむつの代金が差し引かれる。1万1000円の寄付で、返礼品として3000円分のクーポンが送られ、「ウエルシア」と「スギ薬局」の全国約4800店で利用できる。
子どもの成長に合わせて必要なサイズの紙おむつを調達でき、孫の成長を楽しむ祖父母がプレゼントに使うこともできる。
寄付金の増額を見込む
25年度の市のふるさと納税の総額は9億3489万円。うちパンパース製品が6割近くの5億3090万円を占める。市は初年度の半年間で約2000万円の寄付金増額を見込む。



