【ニューヨーク=中根圭一】ロイター通信によると、米司法省のスタンリー・ウッドワード司法次官は17日、人工知能(AI)開発企業が安全対策を巡って競合各社と協力することについて「反競争的とは見なされない」との見方を示した。AIの危険性が指摘される中、企業が安全性向上のため歩調を合わせることを容認する姿勢を示した。
反トラスト法所管部局のトップが見解
ウッドワード氏は、反トラスト法(独占禁止法)を所管する部局を率いている。司法省が現在、複数の企業が協調してサイバー攻撃対策などに取り組むことを認める既存の指針について、AI開発にも対応できるようにするか検討していることも明らかにした。
アンソロピックCEOが連邦政府に要請
AI開発企業アンソロピックのダリオ・アモデイ最高経営責任者は今月公表した論考で、競合各社が開発速度をそろって落とせるよう、反トラスト法上の措置を連邦政府に求めていた。



