住宅ローン比較診断サービス「モゲチェック」や不動産投資サービス「INVASE」を運営するMFSは7月13日、不動産AI査定サービス「CAPS(キャップス)」の提供を開始した。
全国約14.6万棟のマンションをAIで無料査定
CAPSは、全国47都道府県・約14.6万棟(2026年6月時点)のマンションを対象とした不動産AI査定サービス。全国の分譲マンションの約90%をカバーし、マンション名と専有面積、所在階、間取りの3項目を入力するだけで、最短1分・無料で査定結果を確認できる。
同社によると、賃料約273万件、売買約184万件、計約450万件の募集データをAIが学習しており、新耐震基準相当(1981年6月以降築)のマンションでは、AI査定価格のMER(誤差率中央値)は東京23区で6.1%、全国で7.4%の精度を実現したという。
想定賃料や利回りも確認可能
査定結果では推定取引価格に加え、想定賃料や想定利回りも表示。物件ごとに2019年4月までさかのぼった価格推移グラフも確認できる。
また、全物件の価格データは毎月更新され、登録した物件は最大20件まで継続的にモニタリングできる。
今後の展開
同社は今後、「モゲチェック」や「INVASE」との連携を強化し、価格データを活用した物件提案や売却提案など、不動産仲介サービスへの展開も進める予定としている。
近年はマンション価格の高騰が続く一方、「今売ればいくらになるのか」「適正価格はいくらなのか」を知りたいというニーズも高まっている。AIを活用した価格査定サービスが普及すれば、住み替えや売却だけでなく、資産価値の把握や住宅ローンの借り換えを検討する際の判断材料としても活用が広がりそうだ。



