イーロン・マスク「2036年にお金は無意味に」は本当か?歴史から考察
マスク「2036年お金無意味」説を歴史から考える

イーロン・マスク氏は英エコノミスト誌の取材で、2036年にはお金が意味を持たなくなると予測した。同氏は「AIは5年ほどで人間の知能の総和を超える可能性があり、2036年にはお金は無意味になる」と述べている。

過去の発言と一貫性

この発言は突発的なものではない。マスク氏は2024年5月のパリでのテックイベントで「おそらくわれわれの誰もが仕事を持たなくなる」と語り、仕事は趣味のようになると述べた。2025年11月のワシントンでの米サウジ投資フォーラムでも「どこかの時点でお金は意味を失う」と話している。今回の新しさは「10年後」という具体的な時間軸を示した点にある。

ユニバーサル・ハイ・インカムの延長

マスク氏はこれまでも、AIやロボットによる豊かさを前提に政府が全国民に高水準の所得を保証する「ユニバーサル・ハイ・インカム」を主張してきた。今回の予測はその延長線上にある。

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歴史的な視点

技術が人間を労働から解放するという未来は、産業革命以来繰り返し予言されてきた。マスク氏の主張は新しいものではなく、技術革新がモノの価値や労働をどう変えてきたかを振り返ることで、その実現性を考えることができる。

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