2025年に開催予定の大阪・関西万博で、第5世代移動通信システム(5G)を活用した遠隔医療の実証実験が実施されることが明らかになった。この取り組みは、万博の会場と外部の医療機関を結び、高精細な映像伝送による遠隔診断や手術支援の実用性を検証することを目的としている。
最先端技術で医療格差解消へ
実証実験では、5Gの高速・大容量・低遅延という特性を生かし、遠隔地からでも専門医がリアルタイムで診断や治療指導を行える環境を構築する。具体的には、内視鏡手術の映像を高精細に伝送し、遠隔地の医師が手術を支援するシステムや、患者のバイタルデータをリアルタイムで共有する遠隔診療システムなどが想定されている。
万博を契機に社会実装へ
この実証実験は、万博を契機に5Gを活用した医療サービスの社会実装を加速させる狙いがある。医療過疎地域での医療格差解消や、災害時の医療支援などへの応用が期待されている。関係者は「万博という国際的な場で技術の有効性を示し、今後の普及につなげたい」と話している。



