NTTが5Gで1兆円投資、2025年度までにエリア拡大へ
NTTが5Gに1兆円投資、2025年度までにエリア拡大

NTT(日本電信電話)は、2025年度までに第5世代移動通信システム(5G)の基地局整備に約1兆円を投資する方針を明らかにした。これにより、人口カバー率を現在の70%程度から90%以上に引き上げる計画だ。同社は2020年に5Gサービスを開始して以来、着実にエリアを拡大してきたが、今後のデータ通信需要の急増を見据え、投資を加速する。

投資の背景と狙い

NTTの澤田純社長は「5Gは社会のデジタル基盤として不可欠であり、早期の全国展開が求められている」と述べ、投資の重要性を強調した。同社は、2024年度までに全国の主要都市をカバーし、2025年度までに地方都市や郊外にもエリアを広げることを目標としている。この投資には、基地局の建設費用だけでなく、光ファイバー網の増強やデータセンターの拡充も含まれる。

競合他社との比較

NTTの投資計画は、KDDIやソフトバンクなど競合他社の動きにも影響を与える可能性がある。KDDIは2025年度までに約5000億円の5G投資を計画しており、ソフトバンクも同規模の投資を検討中だ。NTTの積極投資により、5Gエリアの拡大競争が激化することが予想される。

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今後の展望

NTTは、5Gの高速・大容量通信を活用した新たなサービスの開発も進める。具体的には、自動運転や遠隔医療、スマートファクトリーなど、産業分野での活用を想定している。澤田社長は「5Gは単なる通信インフラではなく、社会課題の解決に貢献する技術だ」と述べ、投資の意義を強調した。

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