3GPP(第3世代パートナーシッププロジェクト)は、5G通信規格の新バージョン「Release 18」を正式に確定した。Release 18は「5G Advanced」の最初のリリースとして位置づけられ、既存の5G機能を大幅に拡張する。
AI/MLとXRを強化
主な改善点として、無線アクセスネットワーク(RAN)におけるAI/ML(人工知能・機械学習)の活用が挙げられる。これにより、チャネル推定やビームフォーミングの最適化が可能になる。また、拡張現実(XR)向けの低遅延・高スループット通信を実現する機能も追加された。
その他の主要な改良
大規模MIMO(Multiple-Input Multiple-Output)の効率向上、端末と基地局の省電力化、測位精度の改善なども盛り込まれている。さらに、ネットワークスライシングの柔軟性を高める仕様も定義された。
3GPPではすでに次期バージョン「Release 19」の検討を開始しており、2026年の完了を目指す。Release 19ではさらなる性能向上と新たなユースケースへの対応が期待されている。



