第14回U18(18歳以下)アジア選手権に出場する高校日本代表は、29日に神宮球場で大学日本代表との壮行試合に臨む。この一戦を心待ちにしているのが、高校日本代表の捕手・山田凜虎(智弁和歌山)だ。
「本当に打たれたくないですし、自分がバッターの時はちょっと打たせてほしい気持ちはあります」
そんな対抗意識を燃やす相手が、大学日本代表の主将も務める捕手の渡部海(青学大)だ。渡部も智弁和歌山の卒業生で、5年前の夏に高校2年生ながら正捕手として全国制覇を経験。青学大進学後は1年春から正捕手の座をつかみ、東都大学リーグ6連覇も成し遂げた。今秋のプロ野球ドラフト会議で上位指名候補に挙げられている。
目標とする渡部海からのメッセージ
山田にとって渡部は「目標としているキャッチャー」だ。高校日本代表入りが決まると、「壮行試合、楽しみにしてるわ」とラインでメッセージが届いたという。
全国高校野球選手権の決勝から5日後に始まった高校日本代表合宿に初日から参加している山田だが、顔には充実感がにじむ。「レベルの高いチームでやれることは本当に幸せ。疲れよりもワクワクした気持ちでいっぱい」と語る。
心身の充実は睡眠から
心身が充実しているのは睡眠時間を大切にしているから。智弁和歌山の寮では、普段から午後10時には寝ているという。この高校日本代表合宿の宿舎で、同じ部屋になった横浜の右腕・織田翔希から、寝付きの良さに驚かれたという。
「織田から今朝(28日)、『おやすみって言ってから5秒で寝てたよ』と言われました」と笑う。
29日の壮行試合も、その先のアジア選手権も、しっかり眠って地に足を着けて戦うつもりだ。



