バスケ男子銀の川島悠翔選手「悔しい」恩師・堀田さんがねぎらう
バスケ男子銀の川島悠翔選手「悔しい」恩師がねぎらう

愛知・名古屋アジア大会(読売新聞社協賛)のバスケットボール男子決勝が20日に行われ、前橋市出身の川島悠翔選手(21)(シアトル大)が先発出場した。チームは韓国に敗れ、悲願の金メダルには届かなかったが、中学時代の恩師・堀田享さん(57)は「若手中心のチームでよく戦った。この悔しさを次につなげてほしい」とねぎらった。

全6戦で先発、決勝では1得点に終わる

チーム最年少の川島選手は今大会、全6戦で先発出場。準決勝までに計32得点、21リバウンドをマークし、決勝進出に貢献してきた。しかし決勝戦では韓国のディフェンスを崩せず、得点はフリースローの1点のみに終わった。川島選手は試合後、「いいプレーができずに終わってしまった。悔しい」と唇をかんだ。

恩師が語った潜在能力と指導

川島選手は中学時代、伊勢崎市のクラブチームに所属。チームの代表を務める堀田さんは、初めて川島選手が練習に参加した日を覚えている。小学6年生ながら、すでに身長は1メートル80を超えており、「将来はNBA(米プロバスケットボール協会)に挑戦したい」と明確な目標を持っていた。「背が高い選手にしてはドリブルがうまい。遠くからのシュートもよく入る」。その潜在能力に可能性を感じた。

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堀田さんは、身長に頼った動きだけではなく、ドリブルで切り込んでゴールに向かう「ドライブ」や、3点シュートを意識してプレーするよう指導。川島選手は、全体練習後も居残ってトレーニングを続けた。

先輩たちの証言と今後の飛躍

中学時代の先輩で、プロバスケ・Bリーグ(Bワン)東京八王子ビートレインズの宮本龍世選手(23)は「いつも最後まで練習をしていた。向上心が強く、頼もしい後輩だった」と振り返り、同じく先輩で、実業団でプレーする森田翔伍さん(23)も「中学時代に受けた教えが、今のオールラウンドなプレースタイルにつながっている」と話す。

今大会を振り返った川島選手は「銀メダルを見る度に、この悔しさを思い出すと思う」としながらも、「自分の足りない所が見えた。いい経験になった」と語った。堀田さんも「本当はもっとできる。自分でシュートを打てた場面もあったし、リバウンドにもからめたはず。実力を出し切れば、日本のトップレベルで通用する」とエールを送る。

現在は、米シアトル大でプレーする川島選手。Bリーグの若手選手が中心となった今大会の代表の中でも、存在感を発揮する場面があった。将来は代表の中心選手としての期待がかかり、「もっとレベルアップしたい。群馬の皆さんにいい結果が届けられるように頑張りたい」とさらなる飛躍を誓った。

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