阪神は8月29日、巨人との一戦に4-1で勝利し、連勝を6に伸ばした。この試合で優勝へのマジックナンバー23が点灯。終盤を締めたのは、若い剛腕リリーフコンビだった。
終盤のピンチを木下が断つ
阪神は四回、坂本と元山の連続適時打で2点を先行。その後も着実に加点し、巨人戦6連勝を飾った。巨人は打線がつながりを欠き、先発の田中将も粘れなかった。
阪神は八回、3番手の及川が失策絡みで背負ったピンチから適時内野安打を許し、3点差とされた。さらに四球を与えて二死一、二塁で、迎える打者は3番松本。ここで藤川監督はマウンドに木下を送り出した。
「いつもと変わらない準備ができていた」と木下。3連投の疲労も感じさせずにストライク先行で追い込み、最後は155キロの直球で詰まらせて右飛に打ち取った。
工藤も三者凡退で締める
九回は同じく3連投の工藤が登板。160キロ前後の直球とカットボールを駆使し、三者凡退で難なく試合を締めくくった。
今季は石井が離脱し、中継ぎ陣に不安があった阪神。リーグ優勝へ向けた後半戦のキーマンに、指揮官はこの両右腕を挙げた。期待に応え、木下はこれが10試合、工藤は13試合連続の無失点。試合終盤の欠かせないピースとなり、マジック23を点灯させた一戦でも役割をこなした。
「行けるところは全部投げる」と木下が言えば、工藤は「しっかりケアをしながら頑張る」。若い剛腕コンビが、連覇の道を切り開く。
藤川監督のコメントと森下の負傷
阪神・藤川監督は「(マジックが点灯したが)熱く戦わないといけない。おごることなく、両脇をきっちり締めて明日を迎えたい」と語った。
また、この日の試合で七回、左手付近に死球を受け、代走を送られた森下は、兵庫県西宮市内の病院で左前腕部の打撲と診断された。



