阪神は11日から東京ドームで巨人との直接対決3連戦に臨む。両チームは同率首位で並んでおり、この3連戦の結果が優勝争いの行方を大きく左右する。
阪神は100試合を消化し、55勝44敗1分け。巨人は101試合を消化し、55勝44敗2分け。3連戦後も阪神は残り40試合、巨人は39試合を残しており、優勝争いは最後までもつれる可能性がある。
巨人の躍進を支える新戦力
巨人はシーズン途中に阿部慎之助前監督が辞任するなど戦力的に苦しい状況だったが、そこから驚異的な巻き返しを見せた。原動力は新外国人のダルベックや、2軍からはい上がった浦田、佐々木、笹原、石塚ら若手野手の台頭だ。
ダルベックは98試合に出場し、打率2割6分6厘、18本塁打、61打点を記録。岡本和真内野手の移籍後の穴を埋めている。浦田は「1番・二塁」に定着し、リーグトップの29盗塁をマークしている。
阪神の現状と課題
一方の阪神は、昨季の優勝メンバーが固定されており、彼らを突き上げる若手野手が出てきていない。ドラフト1位ルーキーの立石正広内野手は9日に再び2軍落ち。今季は32試合に出場し、打率1割9分8厘、2本塁打、10打点と振るわなかった。
また、ファームの状況も厳しい。10日現在、巨人の2軍は首位だが、阪神の2軍は最下位に沈んでいる。最新鋭の設備を備えた2軍施設を擁する阪神だが、そこから1軍戦力が十分に供給されていないのが現状だ。
残り43試合、阪神は巨人との死闘を戦う。チームを勢いづける新戦力の台頭が明暗を分ける分岐点となりそうだ。



