愛知・名古屋アジア大会に参加している難民選手団の2選手が21日、名古屋市内で記者会見を開き、抱負を語った。アジア大会に難民選手団が参加するのは初めて。
2人はともにシリア出身のテコンドーの選手。ヨルダンの難民キャンプで練習を積んできた。19日の開会式では、他国・地域の選手らとピンバッジを交換するなど交流を図ったという。
「たくさんの人たちの思いを背負っている」
男子80キロ級に出場するマハムード・ジャセムモハマドは「私はたくさんの人たちの思いを背負っている。この大会に参加できることは、きっと成功の物語になる」と語った。
女子49キロ級に出場予定の18歳、タラ・ハッサンヒニデは「私たちはたくさんのつらいことに直面したけど、あきらめることはしなかった。この大会はただの競技会ではない。ずっと目指してきた夢です」と喜んでいた。
OCA「希望を与えられる」
アジア・オリンピック評議会(OCA)は、結成した理由について「彼らはアジア中で家を追われ、避難を強いられている人たちに希望を与えられる」と説明。次回以降の大会でも難民選手団の結成を検討していくという。



