第20回アジア競技大会は20日、競泳の各種目決勝が東京で行われ、男子200メートル個人メドレーで松下知之が優勝を飾り、中国勢の金メダル独占を阻止した。
松下知之、0秒06差の接戦を制す
松下は、最後の直線で力を振り絞って小島夢貴をかわし、わずか0秒06のタッチ差で金メダルを手にした。
松下は「50メートルのターンでは勝てると思ったが、その後抜かれてしまった。最後のタッチの勝負になると分かっていた。夢貴よりも少しだけ手を伸ばせた」と語った。
日本勢は銀2、銅2、リレーでも3位
その他日本勢は、50メートル平泳ぎで鈴木聡美、男子100メートル背泳ぎで竹原秀一が銀メダル、女子1500メートル自由形で梶本一花、女子200メートルバタフライで奥園心咲が銅メダルを獲得。女子4×100メートル自由形リレーでも3位に入った。
中国13歳・于子迪が大会新記録で優勝
競泳初日では、13歳の于子迪(ユ・ズディ)が女子200メートルバタフライで大会新記録を樹立して金メダルを獲得するなど、中国勢が7種目中6種目を制した。
2028年ロサンゼルス五輪での飛躍が期待されている于は圧勝を収め、アジア大会で幸先良いスタートを切った。優勝タイムの2分5秒08は大会新となり、3年前の杭州大会で同胞の張雨霏(チョウ・ウヒ)が樹立したタイムを0.5秒近く更新。銀メダルの選手には3秒以上の大差をつけた。
于は昨年、12歳で女子4x200メートル自由形リレーの中国代表として銅メダルを獲得し、世界水泳史上最年少のメダリストとなった。また、個人の3種目でもメダルにあと一歩と迫る4位に入っていた。



