愛知・名古屋アジア大会(読売新聞社協賛)のセパタクロー競技で21日、男子レグ団体1次リーグB組の日本がインドを2―1で破り、今大会初勝利を挙げた。男子団体での白星は2014年広州大会以来、12年ぶりとなる。
「足のバレーボール」の戦い
セパタクローは、ネットを挟んで足や頭を使ってボールを相手コートに返し合う東南アジア発祥の競技で、「足のバレーボール」とも呼ばれる。3人1組で戦うレグ種目のうち、1チーム3組で争う団体で、日本は前日に強豪マレーシアに0―3で敗戦。この日も1組目が敗れる苦しい展開となった。
データ分析と戦術で競り勝つ
2組目に出場したアタッカーの市川遥太(Fast Fitness Japan)は「セパタクローは流れが一つ一つ動いていくスポーツ。気分を落とさないよう意識し、声をかけ合って盛り上げた」と振り返る。スタッフのデータ分析も活用し、積極的な2枚ブロックや場面に応じたサーブの打ち分けを駆使して競り勝つと、3組目も勢いに乗って2セット連取で試合を決めた。
準決勝進出へ、フィリピン戦に意気込み
アタックの高さやサーブの強さなど身体能力がものをいうレグは日本の苦手種目で、男子団体では2014年広州大会以来の白星となった。3組目で司令塔役のトサーを務めた春原涼太(ギックス)は「まずは非常にうれしい」と笑顔を見せつつ、「明日(1次リーグ最終戦の)フィリピン戦が待っているんで、勝ってちゃんと準決勝に進みたい」と気を引き締めていた。



