塩貝健人、欧州で「ギラギラ」と話題に
日本代表最年少の塩貝健人選手(21)が、欧州サッカー界で「ギラギラしている」と話題を集めている。その背景には、代理人である龍後昌弥氏との3日間の極秘合宿や、オランダのNECナイメヘンでの飛躍的な成長があった。龍後氏が明かした詳細なエピソードから、塩貝選手の現在地と未来が見えてくる。
NECナイメヘンでの絆と記録的な移籍
NECナイメヘンには独身の若手選手が多く、プライベートでも仲が良いという。特にオランダ代表GKのロビン・ローフスとは頻繁にお茶をする仲だった。ローフスは2025年8月、プレミアリーグのサンダーランドへクラブ史上最高額となる違約金1050万ユーロで移籍。約半年後、塩貝選手もクラブ史上2番目の違約金950万ユーロでブンデスリーガのボルフスブルクへ移籍した。「親友2人がクラブの歴史を変えた」と龍後氏は振り返る。
また、U-21フランス代表MFのノエ・ルブレトンとも親しく、塩貝選手の家によく泊まりに来ていたという。NECナイメヘンは日本人選手が馴染みやすい雰囲気があり、今後も日本人選手のステップアップの場として機能すると龍後氏は期待する。
カルロスの存在と日本人選手の輩出
その原動力となっているのが、NECナイメヘンのスカウト責任者カルロスの存在だ。カルロスはフローニンゲンでヘッドスカウトを務め、堂安律選手を発掘。その後AZアルクマールでもヘッドスカウトとして菅原選手を獲得した。NECナイメヘンでは小川選手、佐野選手、塩貝選手と3人の日本代表選手を輩出している。「親日で、見る目もピカイチ。カルロスに支えられながら日本のサッカーは発展していると言っても過言ではない」と龍後氏は語る。
代理人と選手を超えた関係性
龍後氏は1992年生まれ、塩貝選手は2005年生まれと13歳の年齢差があるが、2人の会話は年の差を感じさせないという。「塩貝選手が僕にツッコミを入れたり、イジったり、大学の同級生のような距離感」と龍後氏。当初は塩貝選手がオランダに来たばかりの頃は、あくまで交渉を受け持つ代理人と選手の関係だった。オランダの空港に迎えに行きそのまま食事に行ったが、そのときは目も見てくれなかったという。しかし、日々のやりとりを通して徐々に距離が縮まった。
運命を変えた3日間の緊急合宿
龍後氏が明かした最大のエピソードは、移籍前に実施した3日間の極秘合宿だ。この合宿で塩貝選手は徹底的に強化され、その後の大逆転劇につながった。詳細は龍後氏の著書『最強の代理人 欧州最前線の代理人が日本サッカーを強くする』に記されている。



