カブスとマイナー契約の三河吉平、コロナで消えた甲子園の夏を語る
カブスとマイナー契約の三河吉平、コロナで消えた甲子園の夏

5月、米大リーグのシカゴ・カブスとマイナー契約を結んだ三河吉平さん(24)は、立教大卒業後は野球をやめてIT会社に就職した異色の経歴を持つ。高校3年時には新型コロナウイルスの影響で第102回全国高校野球選手権大会が中止になった。逆境をはねのけ、目指すメジャー昇格の夢。当時の経験がいまに生きているという。

「甲子園がなくなる」と知った日

2020年5月。強豪・春日部共栄高校(埼玉)で寮生活を送っていたが、コロナ禍で自宅に戻っていた時、テレビのニュースで知った。「冷静に考えて野球をやっている場合じゃない、と考える一方で、甲子園がなくなるわけがない、と相反する考えをもつ自分がいた」。ショックだった。

思い通りにいかなかった高校生活

身体能力の高さから、中学時代から注目された存在だった。「1年生でベンチ入り。3年生でエースとして甲子園。高卒でプロに」。そんな目標を抱いていたが、体の成長とともに投げ方が崩れた。最後の夏は甲子園もなくなった。「思い通りにいかなかった高校生活」と振り返る。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

もがき続けた3年間

それでも、仲間とコーチと模索し続けた3年間だった。最後の夏、埼玉県の独自大会ではライバルの花咲徳栄戦で先発を任された。「目先の結果にとらわれず、やり続ける、もがき続けることが大切だったといま思う。努力して甲子園に行けなくても、結果が出なくても、その過程は無駄じゃない」。当時の自分にも、いまの球児にも、そう伝えたい。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ