第108回全国高校野球選手権大会は10日、1回戦が行われ、高岡商(富山)は高川学園(山口)に1―7で敗れた。1年生と2年生がそれぞれ4人ずつ先発した若いチームは、6失策すべてが失点につながる苦しい試合となった。
「歓声にのまれた」
2失策を記録した二塁手の渡翔斗(1年)は「歓声にのまれてしまった。来年こそ、ここでいいプレーをできるようにしたい」と振り返った。1失策の遊撃手・折平然司も「大舞台でも力を発揮できる強いメンタルを持てるよう、練習を積み重ねたい」と語り、それぞれが糧になる経験を得た。
監督と3年生の思い
吉田真監督は「キャッチボールの基本がやっぱり大事だと気づかされた。もう一度見つめ直し、新チームにこの負けをつないでいきたい」と話した。
九回途中まで力投した3年生の小久保大輔投手は「(1、2年生には)この甲子園の経験を来年、再来年につないで、今年見られなかった景色を見てほしい」と後輩に託した。
3年の野手で唯一の先発出場だった溝口琉生外野手は、九回2死満塁で適時打を放った。「球場全体が応援してくれているみたいな雰囲気になってすごかった」と振り返った。



