三重エース吉井、好救援で12年ぶり8強 履正社打線を2回無安打に抑える
三重エース吉井、好救援で12年ぶり8強 履正社打線を封じる

第108回全国高校野球選手権大会は第11日の15日、3回戦4試合が行われ、三重(三重)は履正社(大阪)に5―2で競り勝ち、12年ぶりのベスト8進出を決めた。

エース吉井が好救援

三重は一回、立松の適時内野安打などで3点を先行。二回も立松の適時打などで2点を挙げ、3投手の継投で逃げ切った。履正社は七回に2点を返したが、反撃はそこまでだった。

三重のエース吉井が相手の反撃ムードを断つ好救援をみせた。3点リードの八回から登板。七回に2点を挙げて勢いに乗る履正社の中軸3人に対し、手元で曲がるカットボールで芯を外す投球が光った。テンポよく三者凡退に抑え、「無心で投げた」。九回も続投して2回を無安打無失点に封じ、「強力な打線相手に打たせて取る投球ができた」と自信をつかんだ様子だった。

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履正社の好守も実らず

履正社は捕手の三木が頭脳的な守備で球場を沸かせた。三回無死一塁、送りバントの打球が高く打ち上がると、狙ってワンバウンドで捕球して併殺に。その後は制球に苦しむ投手陣を懸命にリードし、三回以降を無失点でしのいだ。それでも、一回の大量失点につながった自らのけん制悪送球を悔やみ、「僕が悪い流れを作ってしまった。もっと冷静な捕手を目指したい」と涙をぬぐった。

指揮官のコメント

履正社・多田監督は「序盤に慌ててミスが出てしまい、一番警戒していたビッグイニングになってしまった。守備面で見習う点が多い試合だった」と振り返った。

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