奈良県五條市内の中学校の生徒12人が20日、「東京箱根間往復大学駅伝競走」(通称・箱根駅伝)の最大の難所とされる往路5区のコース、小田原中継所から芦ノ湖までの20.8キロに挑戦する。
週4回の練習で難所に備える
挑戦するのは、五條市内の中学校に通う1~3年の男女の生徒12人。同市のスポーツ公園で週4回、同市陸上競技協会(足立陸上クラブ)の足立敏彦監督(70)の指導のもと練習に励んでいる。
練習では400メートルダッシュなどの通常トレーニングに加え、上り坂に慣れるため週に1回、大阪と奈良の境にあり、急な坂やカーブが連続する金剛山トンネルを走っている。
「全員でゴールしたい」
12人のうちの1人で、市立五條中3年の井上雅久さん(15)は「ほぼ坂道の厳しいルートだが、全員でゴールしたい」と意気込む。
足立監督は「箱根駅伝の難所を走ることは、生徒にはよい経験になるはず」と話す。
午前6時スタート、午前10時ゴール予定
当日は12人の生徒がおそろいの空色のTシャツに身を包み、20日午前6時に小田原中継所を出発し、午前10時には芦ノ湖にゴールする予定。
同協会は新型コロナウイルス禍で陸上競技大会が中止となったことを受け、生徒の励みになればと令和2年度から春と夏、五條市から伊勢神宮へたすきをつなぐ駅伝などを行っている。



