横浜市教育委員会が発表した調査研究によると、社会情動的コンピテンシーが高い子どもほど、将来の学力が伸びる可能性があるという。この能力の育成には、日々の教員による声かけが重要だとされている。
社会情動的コンピテンシーとは何か
社会情動的コンピテンシーは、非認知能力とほぼ等しい意味を持つ概念だ。テストの点数では数値化できない、内面や心の働きに関する力を指す。横浜市は、その中でも「メタ認知」「知的好奇心」「知的謙虚さ」「共感性」の4つを社会情動的コンピテンシーと位置付けている。
さらに横浜市は、メタ認知と知的好奇心を「目標に向かうための力」、知的謙虚さと共感性を「他者と協働するための力」と説明している。自分の力で目標に向かい、仲間と協働できる力が向上すれば、学力も伸びるとしている。
メタ認知と学力の関係
調査研究では、「メタ認知が高いほど学力は高まる」という結果が示されている。メタ認知とは、自分自身の思考や学習過程を客観的に把握し、調整する能力のことだ。
この結果を踏まえ、横浜市は社会情動的コンピテンシーの育成に力を入れている。特に、日々の教員による声かけが重要な役割を果たすとされている。
今後の課題
教育の力として社会情動的コンピテンシーを発展させ、定着させていくのはこれからの課題となる。横浜市は、この調査結果を基に、今後の教育施策に生かしていく方針だ。



