東京大学は2027年9月に新学部を開設する予定である。これは東洋経済オンラインの特集「本当に強い大学2026」で明らかになったもので、旧帝国大学(北海道、東北、東京、名古屋、京都、大阪、九州)に一橋大学、東京科学大学、神戸大学を加えた国立難関10大学の最新動向を一挙に紹介する。
北海道大学:GXと半導体の新拠点
北海道大学は2025年4月、「グリーントランスフォーメーション先導研究センター」を開設した。これは北海道の再生可能エネルギー活用をさらに進展させる目的で、脱炭素社会を目指し社会構造をクリーンエネルギー中心に転換するグリーントランスフォーメーション(GX)の取り組みの一環。グリーンバイオや蓄電池などの研究者約80人が集まり、北海道GXの拠点とする構想だ。
また、北海道で半導体産業の集積が進む状況を背景に、2025年4月には「半導体フロンティア教育研究機構」も設置された。
東北大学:ゲートウェイカレッジ創設
東北大学は2027年度、学部を定めず入学する特別教育プログラム「ゲートウェイカレッジ」の創設を予定している。全学部が運営に参画し、授業は英語で行う。学生は1・2年次に自身で計画を立てて多様な分野の科目を履修し、3年次から5つの「系」に分かれる。人文社会科学系は3年次に学部を決定、地球・環境系、数理・物理系、化学系、生命科学系は4年次に学部・学科を決定する。日本人と留学生の比率を5:5、文系と理系の比率を2:8程度とする計画で、募集人員は4月入学88人、10月入学90人。入試は総合型選抜のみ。卒業後は、2027年度設置予定の高等大学院など、国内外の大学院への進学が想定されている。
東京大学:2027年9月新学部開設
東京大学は2027年9月に新学部を開設予定。入試形式など詳細は未公表だが、注目を集めている。この記事は有料会員限定で、残り1962文字ある。
その他の大学の動向
一橋大学、東京科学大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、九州大学、神戸大学についても、新たな学部・学科の設置やキャンパス・施設整備、特色ある教育・入試の取り組みなどが進められている。詳細は東洋経済オンラインの臨時増刊号『本当に強い大学』の「大学四季報」に掲載されている。



