自治体主導の赤ちゃんポスト導入、泉佐野市が前例なき試みへ 批判の中、9年度開始目指す
自治体主導の赤ちゃんポスト、泉佐野市が9年度導入へ

大阪府泉佐野市が、自治体主導での「赤ちゃんポスト」と「内密出産」の制度開始に向けた準備を進めている。生まれた子を匿名で託せる赤ちゃんポストと、母親が医療機関だけに身元を明かす内密出産を巡り、前例のない取り組みとして注目を集めている。

令和8年度補正予算案に乳児院整備費を計上

泉佐野市は乳児院の整備費を令和8年度補正予算案に計上し、大阪府との間で制度運営上の課題を協議中だ。赤ちゃんポストの整備には「育児放棄を助長する」との批判がある中、今回の取り組みは全国に広がるかどうかの試金石になるとみられる。

「できるだけ早くスタートさせる方が、救える命はある」

令和7年5月に赤ちゃんポストなどの導入を表明した泉佐野市の千代松大耕市長は、「できるだけ早くスタートさせる方が、救える命はある」と強調してきた。市は赤ちゃんポストと内密出産の9年度導入を目指し、初年度にそれぞれ20人、計40人の利用を見込んでいる。

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