石川県や富山県で降り続く大雨は、日本海から東北地方に停滞する前線に向かって南から暖かく湿った空気が継続的に流れ込み、「線状降水帯」が発生したことが原因だ。大雨で冠水した羽咋市内(27日午前8時46分、石川県羽咋市で)=桐山弘太撮影
大雨のメカニズム
異常気象に詳しい三重大の立花義裕教授(気象学)によると、太平洋に張り出した高気圧の西縁と、東シナ海を進行中の台風18号の間を通るように暖かく湿った空気が前線に流れ込んだ。日本海の海面水温は平年より2~3度高い状態となっており、大気中に大量の水蒸気が存在することも、雨雲の発達に拍車をかけたとみられる。2024年の奥能登豪雨と似たメカニズムという。
今後の注意点
立花教授は「大気が不安定な状態は今後も続く。前線の位置が変われば、大雨の降る地域も変わるので注意が必要だ」と呼びかける。



