2025年に県内で最多の人身事故が発生した十和田市の十字路について、道路を管理する市は27日、信号機の設置を求める要望書を十和田署に提出した。
事故多発の現場
現場は東十二番町交差点から北西に約90メートル進んだ十字路。信号機はなく、一方の市道に一時停止の標識が設けられている。同署によると、過去5年間で人身事故が19件発生し、2025年は県内最多の7件に上った。2019年に東十二番町交差点に信号機が設置された後に十字路で事故が急増し、19件のうち12件は一時不停止が原因だった。
市長が直接要望
この日、桜田百合子市長や市の担当者らが同署を訪れ、中村彰宏署長に要望書を手渡した。要望書では、現場は交通量が多く、南側から進入した場合、左右の見通しが悪く安全確認が難しいとしている。
今後の対策
要望後、桜田市長は報道陣に「信号機の設置が安全面で重要になる」と述べた。市は近く、道路の中央線付近にポールを設置し、交差点内を黄色に塗装するなどの対策を講じるという。
同署の尾崎正人副署長は「市と連携してカーブミラーの設置など対策を進めてきたが、事故が減らなかった。信号機を設置する方向で検討を進めている」と話した。



