ネパール中部で発生した大規模な土石流により、ヌワコット郡ビドゥールは壊滅的な被害を受けた。30日、記者が現地に入り、その状況を確認した。
原因から50キロ以上離れた町も壊滅
ビドゥールは、原因とされる崩落した氷河から直線距離で50キロ以上離れているが、橋や建物が土砂によって破壊され、埋まっていた。土石流の威力を物語っている。
激しい土石流で建物が押し流され、残った建物の多くは2階部分まで埋まるなどの被害が出た。
谷間の町の日常が一変
ビドゥールは、中国チベット自治区との国境検問所の脇を流れるボテコシ川の下流にある谷間の町だ。国境沿いのラスワ郡に暮らす人たちも日用品などの買い物に訪れるにぎやかな拠点として知られてきた。
しかし、取材に訪れると、そんな面影は見当たらなかった。川と周辺は大量の泥で埋まり、建物の1階部分まで土砂が積もっていた。



