福岡の夏を象徴する伝統行事「博多祇園山笠」は15日、最終日を迎え、クライマックスの「追い山笠」が行われた。午前4時59分、大太鼓の合図とともに、今年の一番山笠・中洲流の舁き山笠が勢いよく櫛田神社(福岡市博多区)に入った。
一番山笠の「博多祝い唄」と約5キロの疾走
一番山笠のみが歌う「博多祝い唄」を桟敷席の観衆とともに唱和した後、境内を飛び出し、約5キロのコースを駆け抜けた。他の六つの流の舁き山笠も次々と後に続いた。
「オイサ」のかけ声に観客の声援が交ざり合い、博多の街は興奮に包まれた。人混みを見かけて見に来たというアメリカから旅行中の大学生、ビクター・サントヨ・ロペスさん(21)は「とてもかっこいい。家族と友達も連れてきたい」と語った。
伝統の重みと国際的な魅力
博多祇園山笠は、700年以上の歴史を持つ福岡の夏の風物詩。最終日の追い山笠は、その集大成として多くの観客を魅了する。今年も国内外から訪れた人々で賑わい、伝統の重みと熱気が感じられた。



