14日午後2時23分ごろ、東京都心で震度5強を観測する地震があった。気象庁によると、震源地は東京都23区で、震源の深さは約40キロ。地震の規模を示すマグニチュードは6.2と推定される。この地震による津波の心配はないという。
東京23区で震度5強、広範囲で揺れ
東京都内では、千代田区、中央区、港区、新宿区などで震度5強を観測。また、埼玉県南部、千葉県北西部、神奈川県東部でも震度4から5弱の揺れを記録した。気象庁は「都心直下型の地震で、今後1週間程度は同程度の地震に注意が必要」と呼びかけている。
気象庁の担当者は「震源が浅く、都心部で強い揺れとなった。建物の倒壊や落下物に警戒してほしい」と述べた。東京都は災害対策本部を設置し、情報収集を開始した。
交通機関に乱れ、一部で停電
JR東日本によると、地震の影響で山手線、京浜東北線、中央線など首都圏の在来線が一時運転を見合わせた。東海道新幹線も東京-新大阪間で一時停車し、安全確認を行った。東京メトロや都営地下鉄も一部区間で運転を見合わせ、通勤時間帯と重なったため、駅構内は混乱した。
東京電力パワーグリッドによると、都内の一部で約2000戸が停電したが、30分以内に復旧した。ガスや水道への影響は確認されていない。
けが人情報、現時点で報告なし
警視庁や東京消防庁によると、現時点で地震によるけが人の情報は入っていない。ただし、都内の複数の建物でエレベーターが停止し、消防が救助活動を行っている。気象庁は「余震に備え、家具の固定や非常用持ち出し袋の確認をしてほしい」と注意を促している。



