米中西部の竜巻、死者多数 ケンタッキー州だけで70人超
米中西部の竜巻、死者多数 ケンタッキー州70人超

米中西部を襲った一連の竜巻により、ケンタッキー州だけで70人以上の死亡が確認された。複数の州で甚大な被害が報告されており、バイデン大統領は非常事態を宣言した。

ケンタッキー州で壊滅的被害

ケンタッキー州では、12月10日夜から11日未明にかけて複数の竜巻が発生。州知事のアンディ・ベシア氏は記者会見で「少なくとも70人が死亡した。最終的には100人を超える可能性がある」と述べた。同州メイフィールドではろうそく工場が倒壊し、多数の作業員が閉じ込められた。州兵が救助活動に当たっている。

イリノイ州などでも被害

イリノイ州エドワーズビルではアマゾンの倉庫が竜巻で損壊し、少なくとも6人が死亡した。同州では他にも複数の建物が倒壊し、負傷者が出ている。テネシー州やアーカンソー州でも被害が報告され、ミズーリ州では2人が死亡した。全米気象局(NWS)は、今回の竜巻は12月としては異例の規模で、暖かく湿った空気と寒気の衝突が原因と分析している。

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非常事態宣言と救助活動

バイデン大統領は11日、ケンタッキー州に連邦緊急事態宣言を発令し、連邦政府の支援を指示した。国防総省も州兵の派遣を承認。被災地では停電や道路の寸断が発生しており、救助活動は難航している。赤十字社は避難所を開設し、被災者への支援を開始した。

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