山口組と池田組、特定抗争指定解除へ 昨年以降抗争事件確認されず
山口組と池田組、特定抗争指定解除へ 昨年以降抗争確認されず

警察当局は、指定暴力団の山口組(神戸市)と抗争中の池田組(岡山市)について、活動を大幅に制限する「特定抗争指定暴力団」の指定を9月に解除する方針を固めた。警察関係者への取材でわかった。

指定解除の背景

警察庁などによると、池田組は2015年に山口組から離脱して神戸山口組(兵庫県稲美町)の傘下に入った後、21年に独立した。昨年末時点の構成員らの数は、山口組が約6300人、池田組が約70人。22年10月に岡山市内で池田組組長が山口組系組員に襲撃されるなど、事件が相次いでいた。

兵庫県公安委員会などは同年12月、両組織を特定抗争指定暴力団に指定し3か月ごとに期間を延長してきた。現在の期限は9月7日。

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特定抗争指定の内容と現状

特定抗争指定暴力団は、組員5人以上での集合や事務所への立ち入りなどの行為が警戒区域で禁じられる。現在は神戸や岡山、名古屋など7府県8市が対象地域となっている。

警察関係者によると、昨年以降は抗争事件は確認されておらず、警察当局は抗争が起きる恐れは低いと判断。兵庫県公安委は20日午後にも両組織の現在の期限を延長しないことを決める。岡山、京都など6府県の公安委も延長を見送るとみられる。

今後の指定状況

山口組は池田組との指定は解除されるが、神戸山口組、絆會(大阪府寝屋川市)との間では特定抗争指定暴力団に指定されている。

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