千葉県成田市の市議2人が、不動産投資商品「みんなで大家さん」の開発会社と事業契約を結んだ疑惑をめぐり、市議会政治倫理審査会(政倫審)は6日、政治倫理条例に違反するとした報告書を議長に提出した。
条例は「名誉と品位を損なう行為を慎み、疑惑を持たれる行為をしない」と定めている。
契約の経緯と疑惑の内容
両市議には、市が成田空港近くの土地に開発許可した令和元年前後に、開発を手がける共生バンク(東京都千代田区)と両市議の関係会社が事業契約し、それぞれ数千万円程度の支払いなどを受けた疑惑がある。
政倫審は今年6月に設置され、説明を求めてきたが、両市議は欠席して文書で「法令違反は一切ない」と表明していた。
報告書の内容と今後の対応
審査会によると、報告書は両市議に引き続き説明責任を果たすよう求めるなどとしている。
提出を受け、荒木博議長は「内容を精査し、条例に基づいて進める」と話した。報告書は近く市民に公表するという。



