プルデンシャル生命保険の社員らが顧客約500人から計約31.4億円をだまし取るなどした問題で、同社は24日、新たに顧客125人、約7.9億円の被害が判明したと発表した。グループ会社のジブラルタ生命保険の関与分も含まれている。追加の被害申告もあるといい、被害の全容は明らかになっていない。
社内調査の結果
1月に公表した社内調査結果によると、107人の社員・元社員が1991~2025年、503人の顧客から、架空の投資話で金銭を詐取したり、お金を借りて返さなかったりしていた。不正に受領した総額は約31.4億円に上っていた。
これとは別に、4月までに約700件の被害申告や相談があった。弁護士らで構成する補償委員会が審査しており、24日に途中経過を公表した。
補償の認定状況
約700件のうち半分ほど審査が終わり、プルデンシャル生命で101人の約6.2億円、ジブラルタ生命で24人の約1.7億円、それぞれ顧客被害を認定し、補償すると明らかにした。240人は補償不要と判断した。
ただ、補償不要とされた240人の中には、社員から返金があったなどとして補償が認定されない顧客もいた。不適切な投資の勧誘をされたケースも含まれるが、その人数は開示しなかった。
同社は3カ月に1度のペースで経過を公表する方針。



