天皇、皇后両陛下の長女愛子さまは20日午前、大阪市で21日から始まる「フェルメール《真珠の耳飾りの少女》展」(朝日新聞社など主催)の開会式出席などのため、空路で大阪入りした。午後には、日本とオランダの関係者とともに開会式に出席し、日本でも人気の「真珠の耳飾りの少女」などの作品を鑑賞する。
大阪空港に到着、吉村知事と歓談
愛子さまは午前11時すぎに民間機で大阪(伊丹)空港に到着。ブルーのワンピースに、耳には真珠のイヤリングをつけ、出迎えた吉村洋文知事に「今日は貴重な絵画が見られるということで楽しみにして参りました」などと話した。吉村氏は記者団の取材に「昨年の万博に引き続き、また大阪に来てくださって本当にうれしく思います」と述べた。
展覧会の概要と「真珠の耳飾りの少女」の国内展示
展覧会は、オランダの画家ヨハネス・フェルメール(1632~75)の代表作を展示するもので、大阪中之島美術館で21日~9月27日に開かれる。「真珠の耳飾りの少女」の国内での展示は、2012年の「マウリッツハイス美術館展」(朝日新聞社など主催)以来、14年ぶり。
「真珠の耳飾りの少女」は天皇、皇后両陛下ともゆかりがあり、愛子さまが鑑賞すれば、ご一家全員が鑑賞したことになる。
天皇陛下と皇后さまのこれまでの鑑賞歴
陛下はこれまでに3度、日本やオランダで作品に触れている。皇太子時代の2006年にオランダを訪問した際は、皇后さま(当時は皇太子妃)とマウリッツハイス美術館で、12年には都内で開かれた展覧会でそれぞれ鑑賞した。
今年6月に皇后さまとオランダを国賓訪問した際にも、陛下はマウリッツハイス美術館に足を運び、作品と対面した。その際は、今回の「フェルメール《真珠の耳飾りの少女》展」に触れ、「多くの日本国民が、フェルメールの素晴らしい絵画を間近で拝見することを楽しみにしています」と、両国の友好関係の深まりを願っていた。



