【2026年6月BEST】東京・奥多摩の変死体、クマ以外の人喰い生物の可能性を作家が解明
奥多摩変死体、クマ以外の人喰い生物の可能性を作家が解明

2026年5月19日、東京都奥多摩町日原の山中で人間の下半身が発見された。被害者は2週間前に行方不明になった登山者と判明し、警視庁は大型動物の足跡からクマによる食害の可能性を調べている。

奥多摩町では昨年末にも「内臓がない男性の遺体」が発見されており、今回の現場と同一の尾根伝いにあることから、同一の個体による可能性も考えられる。

過去の熊害パターンとの違い

ノンフィクション作家で人喰い熊評論家の中山茂大氏は、明治11年から昭和37年までの83年分の新聞からヒグマに関する約2500件の記事を抽出。その中で、人体の一部のみが発見される凄惨な事件も多く見られた。

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例えば、明治14年の函館新聞には「江差街道の道ばたに生々しい人の首が落ちており、衣服のみが脱げたまま捨ててあった」と記録されている。また明治42年の小樽新聞には「現場には髑髏一個、脊髄片骨一本、両脚の骨のみが残り、見るも無惨な有様だった」とある。

こうした事例から中山氏は、ヒグマは下半身から上半身に向かって食い荒らし、頭蓋骨を残すことが多いと指摘。今回の事件のように下半身だけが食い残されることは稀だという。

昨年末の事件との関連

昨年末に発見された内臓のない遺体も、動物による食害で損傷が激しかった。両現場が至近であることから、同一の個体による凶行の可能性が疑われる。

中山氏は地元取材を通じて、クマとは異なる行動パターンを示す別の人喰い生物の存在を示唆している。警視庁は引き続きクマ被害の線で捜査を進めるが、新たな可能性も浮上している。

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