全国からご当地ヒーローら約80人が集結するイベント「ヒーローズ・リイグナイト・フクイ」が21日、福井県あわら市の複合施設「アフレア」で初めて実現した。ステージ上で次々と繰り広げられるショーに、観客らは夢中で見入っていた。
ヒーローたちのアクションに歓声
各地のご当地ヒーローが一斉に登場すると会場は拍手に包まれた。子どもたちは個性あふれるヒーローたちの姿や、ど派手なアクションに大興奮。ヒーローのピンチの場面では「がんばれー!」と声援が起きた。
福井市の小学5年の女児(10)は「ヒーローがハイタッチしてくれてうれしかった」と笑顔。父親(47)は「こんなにたくさんのヒーローを見たのは初めて。すごい迫力だった」と驚いていた。
亡き生みの親への思いを胸に
イベントは当初、福井県のヒーロー「古代竜士フクイザー」の生みの親で、がんで闘病していたマサ越前(本名・伊藤政臣)さんを励まそうと、仲間の松井淳史さん(43)が企画。マサさんは7月に35歳で亡くなったが、呼びかけに応じたヒーローたちが集まった。
この日は約7600人の観客が訪れ、エンディングではフクイザーのテーマソングを手がける歌手のフルヤトモヒロさん(44)が、マサさんの遺作となった歌詞の楽曲を熱唱した。その後、来年5月のゴールデンウィーク中に次回のヒーローイベントを福井駅前で開催することが発表され、終了した。
「マサ君の頑張りが結びついた」
マサさんと親交のあった静岡県のヒーロー・茶神(さじん)888(ハチジュウハチヤー)は「観客の熱量をすごく感じた。マサ君が福井で頑張ってきたことが結びついたと思う。これからも続いていってほしい」と語った。
松井さんは「みんな笑顔で良かった。次回もより一層、喜んでもらいたい。マサも『楽しかった』と言っていると思う」と話した。



