JAL飲酒不祥事相次ぐ中、再発防止策の効果に疑問の声
JAL飲酒トラブル続出、再発防止策に疑問

JAL飲酒トラブル、再発防止策の効果は?

日本航空(JAL)で乗務員による飲酒トラブルが後を絶たない。鳥取三津子社長は自身の在任2年間を「100点満点で30点」と評価し、安全問題への対応に課題を残した。2024年12月にはメルボルン発成田行き便で機長と副機長が過度に飲酒し、出発が3時間以上遅延。社内規定では乗務開始12時間前のアルコール量を「4ドリンク(アルコール換算40グラム相当)」以下に制限しているが、両名とも大幅に超過していた。

さらに、当事者が口裏合わせで飲酒量を過少申告したり、副機長が大量の水を飲んでアルコール数値がゼロになるまで検査を繰り返すなど、隠蔽工作も発覚。ルール解釈の誤認や国への報告遅れも批判された。経営陣への処分として、当時の安全統括管理者である赤坂祐二会長の報酬減額などが行われたが、その後も改善は見られない。

2025年8月には、ホノルル発中部国際空港行き便で機長が滞在先ホテルでアルコール度数9.5%のビール約1.7リットルを摂取。朝の時点で会社に報告せず、出発が2時間以上遅れた。パイロットだけでなく客室乗務員の違反も報告されており、部門間の壁や締め付け強化への不満も聞かれる。

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国土交通省からは「業務改善勧告」や「厳重注意」を受けたが、現場レベルでのルール順守意識の浸透は不十分だ。鳥取社長は「安全問題に時間を費やした」と述べるが、再発防止策の実効性が問われている。

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