自民党福岡県議団は10日午後2時から議員総会を開き、新会長を選出する。熊本地震が発生した夜に政治資金パーティーを開いて辞任した松尾統章議員(53)の後任を決める。県議団によると、会長を選挙で選ぶのは極めて異例という。
立候補は2人、無記名投票で決定
立候補届け出の締め切り時間の午前10時までに、当選3回の渡辺勝将議員(49)と、当選2回の高橋義彦議員(43)が届け出た。2人が決意表明をした後、所属する議員全員が無記名で投票する。
県議団会長はこれまでベテラン議員が務めてきており、松尾氏は当選7回。当選2~3回の議員が就くのは初とみられる。秋田章二幹事長は「(2期と3期の選挙は)今までにないこと。刷新感は十分あると思う」と話した。
背景に金銭授受疑惑
福岡県議会では、自民会派にいた吉松源昭議員(現在は少数会派所属)が7月、議長就任前に自民会派幹部から約2千万円を要求されて支払ったと証言。その後、議長・副議長経験者から同様の証言が複数出ている。自民会派幹部らは証言内容を全面否定しているが、県議会は日本弁護士連合会(日弁連)のガイドラインに基づく第三者委員会の設置を決めた。来春の統一地方選では、県議選も予定されている。



