上杉邦憲さんお別れ会に450人、祭壇は探査機「はやぶさ」デザイン
上杉邦憲さんお別れ会に450人、祭壇は「はやぶさ」

米沢市名誉市民で上杉家17代当主の上杉邦憲さん(昨年12月に82歳で死去)のお別れの会が12日、山形県米沢市の伝国の杜で開かれ、約450人が参列した。祭壇には、上杉さんが主導し、世界で初めて小惑星の試料採取に成功した探査機「はやぶさ」がデザインされた。

JAXA理事長ら参列、宇宙科学への貢献称える

会には、宇宙航空研究開発機構(JAXA)名誉教授を務めた上杉さんの教え子である山川宏JAXA理事長や、上杉さんが名誉会長を務めた米沢上杉文化振興財団の種村信次顧問らが参列。近藤洋介米沢市長は「宇宙科学の発展に多大な貢献をされた。たゆまぬ探究心は、なせばなるそのもので、上杉鷹山公の精神を現代に息づかせる存在だった」とあいさつした。

恩師の思い出:女将に「お殿様を呼び捨て」と注意され

また、東京大学航空学科のクラスメートで東北大学名誉教授の犬竹正明さん(82)が弔辞を述べ、白布温泉にクラス会で宿泊した際、上杉さんを普段通り「おーい上杉」と呼んだところ、女将から「お殿様を呼び捨てにするとは何事か」と注意されたエピソードを紹介し、和やかな雰囲気を演出した。

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18代当主・裕憲さん、文化財保護への尽力を回顧

18代当主の上杉裕憲さん(56)は謝辞で、故人が2030年の上杉謙信生誕500年を楽しみにしていたことや、文化財の保護に力を入れていたことに触れ、感謝の意を表した。

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