津市教育委員会は29日、津城跡の発掘調査に関する現地説明会を行った。本丸石垣の下部に設けられていた「犬走り」と呼ばれる通路状の平地が見つかり、市民らが興味深そうに見学した。
幅約4.5メートルの犬走りを発見
市教委によると、3日から発掘調査を実施したところ、幅約4.5メートルの犬走りを発見した。江戸時代の絵図に描かれ、昭和初期の写真にも写っており、存在が裏付けられた形となった。
この日は市教委生涯学習課の清水政宏主幹が、地盤の弱い場所に石垣を築く際に用いられた工法で、緊急時に移動するための役割も果たしていたとみられるなどと説明した。
見学イベントと今後の予定
鈴鹿市から訪れた小学4年男子児童(9)は「思ったより幅が広い」と話した。
市は9月5日午前10時~正午にも、見学できる催しを開く。保全のため、その後に埋め立てる予定という。



