滋賀県の長浜、彦根、高島の3市で8月22日に同時開催が予定されていた「琵琶湖三市同時花火大会」について、中止がSNSやホームページで発表された。今後も開催しないとしている。
必要な申請がなかった
県などによると、大会開催に必要な申請が7日までに提出されていなかった。この大会はSNSなどで計1万発以上の花火を打ち上げると告知され、観覧チケットがインターネット販売されていた。
8月下旬には長浜市が主催・共催する別の花火大会が予定されていることから、3市は6日にホームページで「SNS等におきまして琵琶湖三市同時花火大会に関する情報が拡散されておりますが、情報の混同・誤認にご注意ください」と呼びかけていた。
許可・申請が未提出
県によると、琵琶湖での花火大会には河川法に基づく許可が必要だが、申請がないという。また、3市を管轄する各消防によると、花火大会の開催に必要な火薬を使う申請も出ていなかった。
高島市消防本部によると、通常は開催1か月ほど前に申請を受け、警察や県公安委員会と安全性などを確認するという。長浜市によると、大会の主催団体の代表だと名乗る男性からは昨年12月と今年1月に相談があったが、それ以降は連絡がないという。
チケット購入者への対応
中止が発表されたSNSとホームページでは「必要な準備・運営体制を整えることが困難であると判断した」とした。また、SNS上で7千~1万9千円とされていたチケット購入者らへの対応は「法的専門家への相談を行いながら、内容の確認・整理を進めている」と説明。当面、個別の回答を控えるとしている。



