一日大さじ2杯の油で腸を整え老化と認知症を予防する医師推奨の食材
一日大さじ2杯の油で腸を整え老化と認知症予防

2026年5月にプレジデントオンラインで反響の大きかった人気記事ベスト3から、食生活部門第1位となった「一日大さじ2杯弱で腸を整え老化と認知症を予防…医師が『古くから欧米で万能の効果アリ』と勧める油」を再編集してお届けする。

腸を整え糖尿病予防に効果的な食材

医師の松生恒夫氏(松生クリニック院長)は、血糖値を低下させるインスリンの効果を改善し、大腸がん予防や便秘解消効果のある食材として、ヨーロッパで古くから親しまれている油を推奨している。松生氏は「私のクリニックでも、大腸がんの手術をしたことがある患者に摂取をすすめている」と述べる。

食べ過ぎをやめると腸が整う

多忙でストレスに満ちた現代人は、食生活が乱れがちで、日常的に「腸ストレス」にさらされている。過食や欠食・偏食は腸に大きなダメージを与え、冷えや精神的ストレス、運動不足も腸ストレスの原因となる。特に注意すべきは食べ過ぎであり、摂取カロリーを減らすこと(カロリー・リストリクション)が腸ストレスを軽減し、腸の健康を守り、糖尿病予防につながる。

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近年注目されているホルモンに、腸から分泌されるインクレチンがある。インクレチンにはGIPとGLP-1の2種類があり、GLP-1は主に小腸下部から分泌されてインスリン分泌を促進し、GIPは小腸上部から分泌されて同様の作用を示す。インスリン分泌促進作用はGLP-1の方が数倍強いとされるが、このインクレチンの分泌を阻害する大敵が腸ストレスである。

代謝そのものが老化を促進する

食べ過ぎによる過剰なカロリー摂取は、代謝を活発にしすぎて老化を促進する可能性がある。適切なカロリー制限は、腸の健康を保ち、老化や認知症予防にも寄与すると考えられている。

腸を元気にすると高血圧が改善

腸内環境を整えることで、高血圧の改善も期待できる。腸の健康は全身の健康に直結しており、適切な油の摂取がその一助となる。

ほかの油脂から置き換えると動脈硬化予防に

推奨される油は、他の油脂から置き換えることで、動脈硬化予防にも効果を発揮する。松生氏は、1日大さじ2杯以内の摂取を推奨している。

大腸がんの手術後に推奨してきた実績

松生氏は、大腸がんの手術を受けた患者に対してもこの油の摂取を勧めてきた。その効果は、腸内環境の改善と再発予防にもつながるとされる。

本稿は、森豊、松生恒夫著『血糖値は「腸」で下がる』(青春出版社)の一部を再編集したものである。

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