高市首相は21日深夜、国連総会に出席するため、米ニューヨークに向けて政府専用機で日本を出発した。トランプ米大統領との会談を22日(日本時間23日)に行う方向で調整しており、24日にワシントンで行われる米中首脳会談を前に日米の結束を確認したい考えだ。
首相、出発前に記者団へ抱負語る
首相は出発に先立ち、首相公邸で記者団の取材に応じた。就任後初めてとなる国連総会の一般討論演説について、「法の支配の重視、国連改革の必要性などを訴えたい」と述べた。北朝鮮による拉致問題や気候変動対策に言及する考えも示した。
エネルギー供給の強靱化やAI(人工知能)への対応を挙げた上で、「日本としてリーダーシップを発揮していく決意を表明したい」とも語った。
日米首脳会談、対中認識ですり合わせ狙う
日米首脳会談については、「最終調整中だ」と述べるにとどめた。首相がトランプ氏と対面で会談するのは今年3月以来で、覇権主義的な行動を強める中国への懸念など対中認識をすり合わせる狙いがある。
首相の出発は台風25号の影響で当初の予定より約4時間遅れた。24日に帰国する予定だ。



