広島平和記念資料館、入館料値上げ容認が8割 適正額は500円が最多
広島平和記念資料館、入館料値上げ容認8割 適正額500円最多

広島平和記念資料館(広島市中区)を運営する広島市の外郭団体「広島平和文化センター」が実施したアンケート調査で、来館者の約8割が現行の大人200円からの値上げが妥当と回答したことがわかった。適切な額としては「500円」が最も多かった。

国内外の来館者約1000人が回答

アンケートは6月に来館者への調査票配布や聞き取りで実施。国内363人、国外51か国718人の計1081人が回答した。

読売新聞が入手した調査結果によると、200〜3000円と「その他」の選択肢のうち、「500円」を選んだのは30.9%で最多。「1000円」(26.5%)、「200円」(18.3%)が続いた。国外からの来館者では「1000円」(30.4%)が最も多く、「500円」(25.8%)が次に多かった。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

値上げ容認の声が多数

聞き取りに応じた来館者からは「資料の維持費や新たな資料の充実に充ててほしい。永遠に引き継いで」(神奈川県、40歳代)、「平和や核兵器廃絶の必要性を感じさせる資料館なので、もう少し上げてもいい」(兵庫県、60歳代)など、値上げを容認する意見が寄せられた。

「1500円は最低でも支払う」としたイタリアからの30歳代の来館者は、「海外の子どもたちは簡単にここを訪れることができないため、動画作成などの広報活動に使用してほしい」と望んだ。

年内に方向性をまとめる方針

資料館では、来館者増加による混雑対策費や光熱費などの運営コストが上昇し、市側の財政負担が増していることを受け、入館料のあり方の検討を本格化。27日の有識者懇談会に今回の調査結果を示し、懇談会は年内をめどに方向性をまとめる方針。市はその内容を踏まえ、値上げの是非を判断する。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ