衆院選挙制度協議会の座長試案、比例復活当選の厳格化を検討
衆院選制度協議会座長試案、比例復活当選厳格化を検討

与野党で構成する「衆院選挙制度に関する協議会」の鈴木馨祐座長(自民党)が制度改革に向けてまとめた座長試案の骨子案が判明した。現行の小選挙区比例代表並立制を維持する場合、比例復活当選の厳格化を検討することが柱だ。10日に協議会の幹事会を開き、与野党に提示する。

比例復活当選の要件厳格化

骨子案では、現行制度での比例復活当選に必要な最低得票率を「有効投票総数の10分の1」から「6分の1」に引き上げるほか、惜敗率による当選基準の新設も検討するとした。具体的には30%か50%を挙げた。

当選枠に対して比例選の名簿登載者が不足した場合に議席を他党に移す仕組みを見直し、「欠員」とする考えを示した。各党が十分な候補者数を確保するため、比例選の供託金引き下げに関して「結論を得る」とした。人口変化に伴い、比例選のブロック再編も視野に入れる。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

抜本改革案は併記、定数是正は調整中

抜本改革に関しては与野党の隔たりが大きく、骨子案では各党が示した中選挙区制などの複数案の併記にとどめた。焦点となっている議員定数は、調整中とした。

与野党は2025年国勢調査の確定値が公表される9月末をめどに結論を得ることを目指している。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ