高松市の大西秀人市長(67)が、任期満了に伴う来春の市長選に立候補せず、5期目の今期限りで引退する意向を固めたことがわかった。すでに支援者らに意向を伝えており、4日に開会する市議会定例会で正式に表明する。
「5期20年、潮時だと思う」
大西市長は2日、朝日新聞の取材に対し、「5期20年と十分長くやり、潮時だと思う。人口減少という難しい時代だから、思い切った発想のできる若い人にバトンタッチしたい」と話した。
大西市長は香川県丸亀市出身。東京大学法学部を卒業し、自治省(現総務省)入り。島根県総務部長、総務省地域放送課長などを経て、2007年に自民、公明の推薦を得て無投票で初当選した。11、19年も無投票当選だった。
まちづくりや子育て支援に注力
これまでに、持続可能でコンパクトなまちづくりや、子育て支援を重要施策に掲げ、市防災合同庁舎や市立みんなの病院などの整備にも取り組んできた。
次期市長選には、元自動車販売会社社長の灘波博司氏(66)が無所属で立候補する意向を表明している。
一方、自民県連は大西市長の後継として、総務省から出向し自治体副市長を務めた経験のある男性を擁立する準備を進めている。



