仲介国パキスタンは20日、米国とイランが最終合意に向けた協議を21日にスイスで開催すると発表した。イラン代表団はスイスに到着し、J・D・バンス米副大統領もスイスに向けて出発した。
トランプ大統領とペゼシュキアン大統領が覚書に署名
ドナルド・トランプ米大統領とイランのマスード・ペゼシュキアン大統領は17日、戦闘終結に向けた覚書に署名した。両国は60日間の期限内に交渉を行い、最終合意を目指す。
パキスタン外務省は「技術レベルの協議が6月21日にスイスのビュルゲンシュトックで開催される」と発表し、パキスタンとカタールが議論に参加することを明らかにした。
イラン代表団がスイスに到着
スイス外務省は20日、イラン代表団がスイスに到着したと発表した。イランの主任交渉官を務める国会議長のモハマドバゲル・ガリバフ氏やアッバス・アラグチ外相らが代表団を率いる。
IRNA通信社によると、イラン外務省のエスマエル・バカエイ報道官は、代表団が「合意に基づく相手方の義務の履行を追求し、要求する」と述べた。
バンス副大統領もスイスへ出発
一方、バンス氏も20日、首都ワシントン近郊のアンドリュース空軍基地からスイスに向けて出発した。スイスには既にスティーブ・ウィトコフ特使とトランプ氏の娘婿のジャレッド・クシュナー氏が到着しており、協議の準備を進めている。
出発に先立ちバンス氏は記者団に対し「核問題について進展を期待しているし、レバノンの停戦問題についても進展を期待している。これらが注力すべき2つの大きな課題だ」と語った。
レバノンでの戦闘については、「イスラエルとレバノンの両方が安全で安心できるように、継続的に管理していかなければならない」と述べ、イスラエルと親イラン武装組織ヒズボラの双方に自制を求めた。



