イスラエル軍の高官は20日、停戦中にもかかわらず親イラン武装組織ヒズボラの戦闘員との衝突が続いているレバノン南部において、戦闘停止の命令を同国の政治指導部から受けたと明かした。
戦闘停止の背景
この発表は、イスラエル軍とヒズボラ戦闘員との間で激しい衝突が起き、双方が米国主導の新たな停戦を破ったとして互いを非難し合う中で行われた。
軍高官は、「イスラエル国防軍(IDF)は、政治階層(指導部)から戦闘を停止するよう最新の指示を受けた」と述べ、「IDFは積極的な攻撃は行っておらず、レバノン南部の安全地帯において防衛的な形でのみ活動している」と説明した。
レバノン側の被害
レバノンの保健省は同日、同国東部および南部でイスラエルによる新たな攻撃があり、7人が死亡したと発表した。
同省によると、東部では女性と子供を含む5人、南部の都市ティールで2人が死亡したという。
レバノン当局はこれを前に、19日と20日のイスラエルによる攻撃で、国内では約100人の死者が出ていると発表していた。
イスラエル側の主張
一方、イスラエル軍は、ヒズボラが夜間に同軍に向けて「50発以上のロケット弾」を発射したと発表。レバノン南部での戦闘により過去48時間で兵士5人が犠牲になったと発表している。



