ヒズボラ、進軍のイスラエル軍攻撃 合意後も戦闘継続
ヒズボラ、進軍のイスラエル軍攻撃 合意後も戦闘継続

ヒズボラ、進軍中のイスラエル軍を攻撃 合意発表後も戦闘継続

レバノンの親イラン武装組織ヒズボラは15日、中東での戦闘終結に向けた米イラン間の合意が発表されたにもかかわらず、レバノン南部で進軍を試みたイスラエル軍の部隊を攻撃したと発表した。戦闘は現在も続いている。

攻撃の詳細

ヒズボラの声明によると、南部ナバティエ近郊のクファル・テブニット周辺で「進軍中」だったイスラエル軍部隊に対し、「ロケット弾と無人機(ドローン)を用いて」攻撃を仕掛けた。この部隊は掘削機1台とメルカバ戦車2台で構成されていたという。

さらに同日夕方の別の声明では、「敵軍はメルカバ戦車5両と車両4台からなる装甲部隊を投入し、進入エリア周辺で再編成を行った。イスラム抵抗組織の戦闘員はこれらをロケット弾や砲弾で標的にしており、激しい戦闘が現在も続いている」と述べた。

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停戦合意後の初の死者

レバノン国営通信(NNA)によると、15日早朝、同地域でイスラエル軍の無人機が車1台を標的にし、運転手1人が死亡した。これは停戦合意の発表後、初めて死者を伴う攻撃となった。

国連の報告

一方、国連のアントニオ・グテーレス事務総長の報道官ステファン・デュジャリック氏は、同日の衝突は減少傾向にあると述べた。国連レバノン暫定駐留軍(UNIFIL)からの報告として、同日午後4時までに確認された攻撃はイスラエル軍による空爆2回と飛翔体の発射133回で、ヒズボラなどの非国家武装勢力からの発射は確認されなかったと説明した。

合意の不透明さ

米国とイランの合意の全容は公表されていないが、イランと仲介役のパキスタンは、合意にレバノンも含まれているとしている。レバノン政府の関係筋がAFP通信に語ったところによると、「レバノン側は合意内容や停戦の正確な開始時間について、事前に通知されていなかった」という。

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