中国共産党は21日、中央政治局会議を開き、党中央委員会第5回全体会議(5中全会)を10月26~29日に北京で開くことを決めた。近年相次いだ幹部の汚職問題を総括し、規律の強化を図った上で来年秋に予定される党大会へ足場を固める構えだ。
5中全会で党内統治の重大問題を議論
国営新華社通信によると、5中全会では「全面的で厳格な党内統治を持続的に推進するためのいくつかの重大問題」を議論する。すでに党内外から意見を聴取しており、この日の会議で決定草案を検討したという。
軍制服組トップら2人の党籍・軍籍を剝奪
2012年の党総書記就任以来、「反腐敗」を掲げ汚職を取り締まってきた習近平(シーチンピン)国家主席だが、状況は改善していない。この日の政治局会議では、規律違反の疑いで調査を受けた軍制服組トップの張又俠・中央軍事委員会副主席と、劉振立・連合参謀部元参謀長の党籍と軍籍を剝奪(はくだつ)することも決めた。
地位利用の金銭受領、影響は「極めて悪質」
新華社によると、両氏は地位を利用して他人を昇進させた見返りに巨額の金銭を受け取ったり、親族や部下への教育を怠ったりしたという。「党の規律にひどく違反しており、影響は極めて悪質だ」と断じた。



