米国務長官、中国外相と会談へ 東南アジアで対立緩和模索
米国務長官、中国外相と会談へ 東南アジアで対立緩和 (21.06.2026)

米国のアントニー・ブリンケン国務長官が東南アジア諸国連合(ASEAN)関連会合に出席するため訪問中、中国の王毅外相と会談する見通しであることが明らかになった。米国務省高官が7月12日、明らかにした。両氏の直接対話は、米中関係の緊張緩和に向けた試みとみられる。

会談の背景と日程

ブリンケン長官は、インドネシアのジャカルタで開催されるASEAN外相会議などに出席するため、今週東南アジアを訪れている。同省高官によると、長官は13日から14日にかけて、王毅外相と会談する可能性が高い。この会談は、両国間の懸案事項について率直な意見交換を行う機会となる。

米中両国は、貿易、技術、南シナ海、台湾問題などで激しく対立してきた。しかし、最近では高官レベルの対話を再開する動きが見られる。ブリンケン長官は6月に北京を訪問し、中国の指導部と会談している。

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焦点となる議題

会談では、気候変動や核不拡散など、両国が協力できる分野についても議論される可能性がある。また、米国は中国に対し、ロシアとの軍事協力を控えるよう要請する見通しだ。

一方、中国外務省の報道官は定例会見で、王毅外相がASEAN関連会合に出席する予定であることを確認したが、米国との会談については明言を避けた。

専門家の見解

専門家は、今回の会談が米中関係の「氷解」につながるかどうかは不透明だと指摘する。米中関係に詳しいアナリストは「両国は依然として多くの問題で隔たりが大きい。しかし、対話のチャンネルを維持することは重要だ」と述べている。

ブリンケン長官はこの訪問で、ASEAN諸国との関係強化も図る。米国は、中国の影響力が増す東南アジア地域で、同盟国やパートナー国との連携を深めたい考えだ。

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