イラン南部で12日未明(現地時間)、米軍の攻撃によるとみられる爆発音が、ペルシャ湾沿岸を中心に各地で相次いで確認された。イラン国営テレビが報じた。
ブシェール州で10回の爆発音
原子力発電所があるブシェール州では少なくとも3か所で計10回の爆発音が報告された。死傷者は出ておらず、原発の被害も報じられていない。また、南部の主要港湾都市バンダルアッバスや周辺の都市でも爆発音が伝えられているが、具体的な被害は明らかになっていない。
米軍の攻撃か
イラン国営テレビは、これらの爆発が米軍による攻撃の可能性があるとしている。現時点で米軍からの公式な声明は出ていない。イラン当局は詳細を調査中とみられる。
ブシェール原発はイラン唯一の稼働中の原子力発電所であり、過去にもサイバー攻撃の標的となるなど、安全保障上の重要施設として知られる。今回の爆発音が原発に直接的な影響を与えなかったことが確認されたが、地域の緊張は高まっている。
イラン南部はペルシャ湾に面し、ホルムズ海峡にも近い戦略的要衝であり、原油輸送の要所でもある。今後の動向が国際社会に大きな影響を与える可能性がある。



